12か月・無料テーマなら、初回は約1.2万円の試算
長期契約は先払い額が大きくなるため、続ける見通しと予算に合わせて契約期間を選ぶ。
WordPressで副業ブログを始めるときは、初回に払う総額と、更新後も負担できる費用を分けて考えます。私はこのサイトでConoHa WINGのベーシック12か月契約とSWELLを使っています。無料テーマとSWELL、12か月と36か月の初回総額を比較し、契約期間の選び方、申込前の準備と開設手順を説明します。
この記事でわかること
- ベーシックの12か月・無料テーマは、初回11,640円の試算(2026年10月24日時点・ドメイン無料特典適用時)
- 長期契約は月あたりが安くても、先払い額が大きい。続ける見通しと予算で選ぶ
- SWELLは任意。無料テーマなら追加の購入費用をかけずに始められる
- 更新時は次の期間分を一括払い。更新額・決済日・自動更新設定を別に確認する
開設時に払う総額を、4つのケースで比べる
WordPressで副業ブログを始めるときは、サーバーの月あたりの表示額ではなく、契約期間分のサーバー代とテーマ代を合わせた支払総額で予算を決めます。以下は、私が使っているConoHa WINGの「WINGパック・ベーシック」を例にした試算です。
2026年10月24日時点の表示月額を使い、12か月・36か月の契約期間と、無料テーマの利用・SWELLの新規購入を組み合わせると、初回の額は次のようになります。
| 契約期間・テーマ | 内訳(税込) | 初回総額の試算 |
|---|---|---|
| 12か月・無料テーマ | サーバー代:11,640円 テーマ代:0円 | 11,640円 |
| 12か月・SWELLを新規購入 | サーバー代:11,640円 テーマ代:17,600円 | 29,240円 |
| 36か月・無料テーマ | サーバー代:23,724円 テーマ代:0円 | 23,724円 |
| 36か月・SWELLを新規購入 | サーバー代:23,724円 テーマ代:17,600円 | 41,324円 |
サーバー代は、12か月が月970円×12か月、36か月が月659円×36か月の税込試算です。独自ドメインはWINGパックの無料特典の対象条件を満たす前提で、SWELLは新規に購入する場合の額を加えています。表示月額からの試算と実際の請求額は、消費税の端数処理で差が出る場合があります。申し込み画面で最終金額を確認します。
WINGパックの契約期間は申込月の翌月から始まり、申込日からその月末までは無料で利用できます。契約期間が終わる日(契約満了日)や更新予定日は、ConoHaの管理画面(コントロールパネル)の契約情報で確認します。
この表は開設時に用意する額の比較です。36か月契約では3年分を先に支払うため、1年間だけ利用する費用を比べた表ではありません。有料の画像素材やツールを使う場合は、その費用も別に見込みます。
有料テーマは必須費用に含めない
自分でサーバーを契約してWordPressを使う場合に用意するものは、主に次の3つです。テーマは必要ですが、有料テーマを買うことは開設の前提ではありません。
- レンタルサーバー
ブログの記事や画像などのデータを置く場所です。WINGパックでは契約期間分をまとめて支払います。 - 独自ドメイン
ブログのURLに使う名前(◯◯.com)です。WINGパックでは対象ドメインの無料特典があり、契約を続ける条件とあわせて確認します。 - WordPressテーマ
デザインのテンプレートです。無料でも始められます(お金の気づきは有料のを使用)。
WordPressは、ブログの記事やデザインを管理するためのソフトです。サーバーとドメインを自分で管理し、利用するテーマや掲載する広告を選びます。公式の「初期費用無料」でも、契約期間分のサーバー代はかかります。
無料ブログは、サーバーを自分で契約せずに始められます。ただし、使える広告、独自ドメイン、デザインの変更範囲、データの移行方法はサービスやプランによって異なります。
契約期間は、続ける見通しと一括額で選ぶ
月あたりを安くするために長期契約を選ぶと、開設時にまとめて払う額は大きくなります。まだ続けられるか分からない場合は、先払いできる額と、続けるか見直す時期を先に考えます。ブログ収入がなくても払える額かを基準にします。
12か月と36か月は、月あたりと先払い額を分けて比べる
12か月は月970円、36か月は月659円の表示なので、36か月のほうが月あたり311円安くなります。一方、初回に払うサーバー代の試算は、12か月11,640円に対して36か月23,724円で、36か月のほうが12,084円(約1.2万円)多くなります。
- 長く続けられるか、まだ分からない場合
無料テーマと短めの契約期間を組み合わせ、初回総額を比べます。12か月のほか、下の表にある3か月・6か月も選べます。 - 長く使う見通しがあり、期間分を先払いできる場合
36か月などの長期契約も比べられます。月あたりの差だけでなく、途中でブログをやめても残り期間の料金が戻らない条件を含めて判断します。
この差額は、初回に支払う額を比べたものです。12か月契約を更新しながら3年間使う場合との総額比較ではありません。更新時の料金は、初回のキャンペーン料金とは分けて確認します。
3か月・6か月・24か月も含めた一括額
WINGパックには、12か月・36か月以外の契約期間もあります。2026年10月24日時点のベーシックの表示月額から計算すると、サーバー代は次のとおりです。
| 契約期間 | 月あたり | 表示月額からの一括額の試算 |
|---|---|---|
| 3か月 | 1,331円 | 3,993円 |
| 6か月 | 1,210円 | 7,260円 |
| 12か月 | 970円 | 11,640円 |
| 24か月 | 844円 | 20,256円 |
| 36か月 | 659円 | 23,724円 |
表はサーバー代だけの試算で、テーマ代は含めていません。表示月額に契約月数を掛けているため、消費税の端数処理により、申し込み画面の請求額と差が出る場合があります。3か月・6か月を選んでも無料のお試しになるわけではなく、それぞれの期間分を先払いします。
私が12か月契約を選んだ理由
私はこのサイトで、WINGパック・ベーシックの12か月契約を使っています。1年以上続けられるか分からなかったため、12か月契約を選びました。
12か月が最短の契約という意味ではありません。短く試したい場合は3か月・6か月も含めて比べられます。私が申し込んだときの料金と、現在のキャンペーン料金は異なります。契約期間や時期で金額が変わるため、契約する場合は申し込み画面に表示される総額を基準にします。
キャンペーン料金と更新料金は別です
12か月・24か月・36か月の表示月額は「スタート応援キャンペーン」の初回料金です。実施期間は2026年10月22日16時から11月5日16時までで、対象のベーシック12か月・24か月・36か月契約は最大54%OFFです。3か月・6か月はキャンペーン対象外です。
割引前は月1,452円で、12か月の970円は33%引き、24か月の844円は41%引き、36か月の659円は54%引きにあたります。
このキャンペーン価格は更新時には適用されません。料金・キャンペーン・特典は変更されることがあるため、最新のプランと金額はで確認できます。
無料テーマとSWELLは、追加費用と使う機能で選ぶ
費用を抑えて始めたい場合は、無料テーマで記事を公開できます。SWELLを新規購入する場合は、サーバー代に17,600円(税込)を加えて予算を考えます。有料テーマを買うことと、収入を得られるかどうかは別です。
| 比べる点 | 無料テーマ | SWELLを新規購入 |
|---|---|---|
| テーマ代 | 0円 | 17,600円(税込)の一度払い |
| 選ぶ前に考えること | 記事を公開するために、今の機能で足りるか | 使いたい機能やデザインがあるか、そのために追加費用を払うか |
| 開設時の予算 | サーバー代を中心に用意する | 同じ契約期間のサーバー代にテーマ代を加える |
私は公式サイトからを17,600円(税込)で買いました。支払いは一度きりで、月額や年額はかかりません。
ConoHa WINGのWINGパックにはWordPressテーマを割引価格で買える特典があり、私はSWELLもその対象だと思っていました。実際に割引になるのはJIN:RやTHE THORなどConoHaが扱っているテーマで、SWELLは入っていません。SWELLを新規購入する場合は、サーバー契約とは別の購入先を利用します。
テーマの機能やデザインがまだ決まっていなければ、先に無料テーマで始め、有料テーマは必要になってから検討できます。既に購入済みのSWELLをそのまま使う場合は、新規購入費用を重ねて計算しません。
初回とは別に、更新額と終了条件を確認する
初回のキャンペーン料金だけで、翌年以降の予算は決められません。WINGパックは更新時も次の契約期間分をまとめて支払います。自動更新で決済される前に、契約を続けるか見直します。
更新する場合は、次の支払額と日付を見る
初回のキャンペーン価格は更新時には適用されません。
- サーバー代
自動更新がONの場合、コントロールパネルの契約一覧に更新料金と自動更新予定日が表示されます。更新料金は変わることがあるため、現在の表示額で次の予算を決めます。 - WordPressテーマ代
無料テーマや購入済みのSWELLをそのまま使う場合、テーマの再購入は不要です。 - 独自ドメイン
WINGパックの無料特典を使う場合は継続条件を確認します。WINGパックをやめてドメインだけ残す場合は、手動更新の料金を確認します。
途中でやめる場合と、自動更新を止める場合を分ける
WINGパックは契約期間分の一括前払いで、月ごとの分割払いはできません。契約期間中の解約はできず、途中でブログをやめても残り期間の料金は戻りません。契約する前に、使い続けられる期間と先払い額の両方を確認します。
- 自動更新は標準でON
契約満了日の30日前に更新が実施されます。更新しない場合は、その日より前に自動更新をOFFにします。自動更新後はキャンセルできません。 - 契約満了後のサービス
契約満了後には15日間の復旧可能期間があります。期間を過ぎるとサービスが削除され、復旧できません。 - サーバーとドメインの終了を分けて確認する
WINGパックの自動更新をOFFにすると、無料独自ドメインの自動更新もOFFになります。ドメインだけを継続する場合は、期限前に手動更新の手順と料金を確認します。
サーバーとドメインの契約をやめると、公開していたブログの記事は表示されなくなります。更新しない場合も、記事や画像を残すか、ドメインを継続するかを決めてから手続きを確認します。
これからConoHa WINGを契約する人へ
契約期間とテーマが決まったら、公式画面で初回の支払総額、キャンペーンの適用条件、更新時の料金を確認できます。既にConoHaを契約している人は、新規申込みではなく、コントロールパネルで現在の契約の更新条件を確認します。
開設前に、書くテーマと申込情報を用意する
費用と契約期間を決めたら、ブログに書く内容を決め、申し込みに使う情報を用意します。書くジャンルが曖昧なまま始めると、数記事を書いたあとに次の内容で迷いやすくなります。
経験と、調べている人の疑問からジャンルを決める
収益化を考える場合は、次の3つを確認します。
- 自分に書けるか
仕事でやってきたことや、悩んで調べたことなら、具体例を交えながら書き進めやすくなります。 - 調べている人がいるか
検索される回数が少ないテーマは、記事を書いても読者に届きにくくなります。検索窓のサジェスト(候補)にどのような言葉が出るかを見ると、検索する人の疑問を探す手がかりになります。 - 紹介できる商品・サービスがあるか
収益化まで考えるなら、ブログに載せる広告を選べるサービス(ASP)で、そのテーマの広告があるかを先に見ておきます。
このサイト「お金の気づき」は2026年5月に開設しました。テーマを決めるときは、まず自分に書けるかどうかを考えました。私は確定申告を受け付けたほか、ネットショップを3年運営し、自分でも申告してきました。税務とネットショップの経験を生かせる「副業とお金」にテーマを絞りました。
公表情報だけで書くと、大手サイトの記事と似た内容になりがちです。自分で試した手順や、実際につまずいた点は、具体例として書けます。過去に調べても分かりにくかったことや、実際に困ったことを書き出すと、自分の経験から扱えるテーマを探せます。
デザインや書き方は公開後でも直せます。書くジャンルは、予算や契約期間とあわせて開設前に決めます。
申込画面で決める内容を先にそろえる
- 選ぶプランと契約期間、支払える初回総額
- 無料テーマで始めるか、任意の有料テーマ・追加オプションを使うか
- ブログ名と、長く使いやすい独自ドメイン名
- 登録用メールアドレス、認証に使える電話番号、支払い情報
ドメイン名はブログのURLになるため、あとから変える場合は新しいドメインの取得やサイト移転が必要になります。申込画面に進む前に候補を考えておくと、契約期間や追加オプションと分けて確認できます。
ConoHa WINGでWordPressブログを開設する8手順
ConoHa WINGの「WordPressかんたんセットアップ」では、サーバー契約、WordPressの導入、独自ドメイン・SSLの設定をまとめて進められます。
- 申し込みからWordPressの導入までを最短10分で進められる
- WINGパックでは、対象の独自ドメインが2個まで無料で付く
- SSL(https化)も無料で設定できる。SSLは通信を暗号化してデータをやり取りする仕組み
契約内容を確認してから、導入と最初の設定へ進む
- プラン・期間・オプションを選ぶ個人ブログで始める場合は、「」も選択肢の一つです。期間は長いほど月あたりが割安ですが、一括額も比べます。AIブログ生成ツールの利用と、申し込み時のテーマ選択は任意です。利用しない場合は、それぞれ「利用しない」を選びます。
- アカウントを作成するメールアドレスとパスワードでアカウントを作り、本人情報を入力します。
- SMS認証または電話認証をする認証に使える電話番号を用意して手続きを進めます。
- 支払い方法を選び、申し込むクレジットカードなどの支払い情報を入力し、契約期間・追加オプション・最終的な支払額を確認して申し込みます。
- 独自ドメインとWordPress情報を設定するWINGパックの無料特典で独自ドメインを取得し、サイト名・ユーザー名・パスワードなどを入力します。ドメイン情報認証の案内メールが届く場合は、案内に沿って認証します。未認証ではドメイン利用が制限される場合があります。あとからドメイン名を変更する場合は、新しいドメインの取得やサイト移転が必要になるため、長く使いやすい名前を選びます。
- WordPressが自動で導入される申し込み後、WordPressの導入とSSLの設定が進みます。完了までの時間は処理状況によって変わります。
- 管理画面にログインする表示を確認し、ログインできるか確かめます。
- 最初の設定をするパーマリンクなどを確認したら、1記事目を書きます。
(パーマリンクは、記事や固定ページごとに付け、基本的には変更せずに使うURLです。)
最短10分は、申し込みからWordPressの導入までの目安です。デザイン調整、初期設定、記事作成にかかる時間は別です。
ConoHa WINGの料金・キャンペーン・取扱テーマ・契約条件と開設手順、SWELLの販売価格は2026年10月24日確認。
費用と契約のよくある質問
初期費用と維持費はどれくらいですか?
2026年10月24日時点の表示月額から、12か月のサーバー代は11,640円の試算です。ドメイン無料特典の対象条件を満たす前提で、無料テーマなら初回合計も11,640円、SWELLを新規購入するなら29,240円です。期間分を一括で前払いします。
初回のキャンペーン価格は更新時には適用されないため、更新額と予定日は契約一覧で確認します。無料テーマや購入済みのSWELLを使い続ける場合、テーマの再購入費用はかかりません。
月あたりの料金が表示されていますが、毎月払えますか?
WINGパックは契約期間分を一括で前払いし、月単位の分割払いには対応していません。表示月額だけで決めず、選んだ期間の総額を申し込み画面で確認します。
12か月が一番短い契約ですか?
いいえ。WINGパックには3か月・6か月の契約もあります。短い期間でも料金は先払いで、無料のお試しではありません。期間ごとの一括額を比べ、続けるかを見直す時期も考えます。
SWELLを買わないと始められませんか?
無料テーマでもWordPressブログを始められます。SWELLは有料テーマで、購入は任意です。使いたい機能やデザインが決まってから、購入費用を加えるか判断できます。購入済みのSWELLを使う場合は、新規購入費用を重ねて計算しません。
無料ブログとWordPressはどちらがいいですか?
無料ブログなら費用をかけずに書き始められ、WordPressなら広告やデザインを自分で管理できます。無料ブログでも広告掲載や独自ドメインに対応するサービスがありますが、利用条件はサービスやプランで異なり、独自ドメインの取得費用が別にかかる場合があります。WordPressではサーバーとドメインの契約を自分で管理します。
途中でブログをやめたら、残りの料金は戻りますか?
WINGパックは契約期間中の解約ができず、途中でブログをやめても残り期間の料金は戻りません。
次の自動更新を止める場合は、契約満了日の30日前に行われる更新・決済より前に、自動更新をOFFにします。サーバーをやめてもドメインは残すのか、両方を終了するのかも決めておきます。
開設後の補足:運営・収益化・ASPの入金
開設後は、記事の更新に加えて、収益化の方法や報酬の入金条件も確認します。始めるかどうかを考えたい人は、ブログを今から始める際の判断材料も読めます。
ブログを続けにくくなる理由と対策
収益が出る時期は決まっておらず、続けても収入につながらないことがあります。
- 成果がいつ出るか分からず、続けにくくなる
- 書くネタが思いつかなくなる
- 完璧な記事を目指しすぎて、手が止まる
- 伸びている人と比べて落ち込む
書く内容が思いつかないときは、以前に自分が調べたことや、手順に迷ったことを候補にします。修正を重ねて公開できなくなっているときは、必要な情報と根拠を確かめて一度公開し、検索経由の閲覧数やSNSの反応を見ながら直します。
ブログは、コツコツ書ける人や、調べてまとめるのが苦にならない人に向いています。早めに収入を得たい人や、文章を書く作業を続けにくい人は、ブログ以外の副業についても、収入を得るまでの期間や作業内容を比べられます。
ブログでは公開後も読まれる記事を残せる
ブログとSNSはよく比べられますが、役割が違います。SNSは短期間で広がりやすい一方、投稿は時間とともに見つかりにくくなることがあります。ブログは、記事が検索結果に表示されれば、公開後も読者がアクセスできます。
ただし、サーバーとドメインの契約をやめると、記事は表示されなくなります。
余力があれば、SNSとブログを組み合わせる方法もあります。SNSで反応の良かったテーマを選び、ブログで詳しくまとめます。まだSNSを始めていなければ、先に「SNSを始めてみる」を読むと、選ぶ基準が分かります。
ブログの収益はどこから生まれる?
アフィリエイト(ASP)
商品の購入やサービスの申し込みがあると、報酬が入る仕組みです。A8.netなどのASPに登録して広告を選びます。
物販(Amazon・楽天)
紹介した商品の購入などが各サービスの成果条件を満たすと、報酬が発生します。料率や報酬の上限は、商品・サービスによって異なります。
Googleアドセンス
記事に広告が表示された回数などに応じて報酬が発生します。利用するには、サイトをAdSenseに追加して審査を受け、承認された後に広告を表示します。審査に必要な記事数はGoogleが公表していません。報酬額はアクセス数などによって変わります。
審査あり・アクセス必要自分の商品・有料note
有料noteや自作の教材、サービスなどを売る方法です。価格や原価、販売手数料によって、残る利益は変わります。
価格・原価・手数料で変わる私は副業でネットショップを3年運営していました。実例は「副業で年814万円売った確定申告(決算書つき)」に書いています。ネットショップでも、商品を用意するだけでは売れず、まず見てもらう必要がありました。ブログでも、記事を書いたあとに読者へ届ける工夫が必要です。
収益化に向けて取り組む順番
ブログの収益化までにかかる期間は一概にはいえず、続けても収入につながらないことがあります。収益が出る時期を決めつけず、まずは次の作業を順に進めます。
- 読者の疑問に答える記事を書くまず10記事を作業目標にし、自分のテーマに沿って記事を書きます。記事数だけで、収益が発生する時期は決まりません。
- 読まれ方を確認して改善する検索経由の閲覧数や検索語、SNSの反応を確認します。読者が知りたい情報を補い、分かりにくい説明を直します。
日本アフィリエイト協議会の「アフィリエイト市場調査2025」(アフィリエイトサイト運営者1,000名)では、回答時点で月3万円以上の収入がある人は12.4%、月1,000円未満の人は52.5%でした。この数字は収入額の分布であり、収益化までの期間や継続年数を示すものではありません。
この調査から、途中でやめた人の割合は分かりません。収益が出る前提で長期契約せず、収益がなくても払える予算で始めます。決めた時期に記事の読まれ方や申し込みの有無を確認し、続けるかを見直します。
ブログで収益が発生したら、確定申告が必要になる条件も確認します。
私は市役所の税務窓口で3年、確定申告を1,000件以上受け付けてきました。自分の副業(ネットショップ)の青色申告も、e-Taxでしてきました。その両方をふまえて、副業の確定申告の実務を「副業の確定申告で損する人・危ない人」にまとめています。
アフィリエイトで最初の1円が入るまで
報酬は、広告を出したい会社(広告主)が払います。ASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダ)は広告主とブログ運営者の間に入る事業者で、A8.netやもしもアフィリエイトがそれにあたります。登録は無料です。
読んだ人が広告リンクから申し込んだり買ったりすると、広告主からASPへ報酬が支払われ、ASPからブログ運営者へ振り込まれます。広告リンクがクリックされただけでは、通常は報酬は発生しません。A8.netは成果が発生した状態を「広告リンクをクリックしたユーザーが、商品を購入したりサービスに申し込んだりして、広告主に入金された状態」と説明しています。
- ASPに無料で登録する登録にはサイトまたはSNSアカウントが必要です。
- 載せたい広告主に提携を申し込むA8.netには、申し込むだけで済む「即時提携」と、広告主がサイト内容を見る「審査あり」の2種類があります。審査ありのときは、承認の連絡がメールで届いた時点でその広告を使えます。
- 広告リンクを受け取る提携できた広告主のリンクだけが使えます。
- 記事に貼る広告であることが分かるように表記します。
- 読んだ人がリンクから申し込む・買うここで成果が発生します。まだ報酬は確定していません。
- 広告主が成果の内容を確認して承認するA8.netはこれを成果確定と呼び、「ユーザーからの入金が広告リンクを辿って発生したものだと、広告主が承認したこと」と説明しています。
- 支払条件を満たすと報酬を受け取る確定した報酬は、ASPごとの時期と方法で支払われます。
ASPごとの報酬の支払条件と振込時期
| ASP | いくらから振り込まれるか | 振込の時期 | 受け取り方 |
|---|---|---|---|
| 5,000円方式・1,000円方式・繰越方式の3つから選ぶ。繰越方式では、繰越額が1,000円以上になった後に支払申込みが必要 | 月末で締めて翌々月15日 | 現金。振込手数料は報酬から引かれる(ゆうちょ銀行は一律66円、三井住友銀行は110〜440円、その他は3万円未満495円・3万円以上660円) | |
| 通常は未払い報酬の累計が税込1,000円以上(指定の銀行を登録すると1円から) | 月末で締めて翌々月末 | 現金。対象の成果報酬に12%が上乗せされる(Amazon・楽天グループは対象外。PR枠等の固定費報酬も原則対象外) | |
| 税込1,000円未満は翌月へ繰り越し | 注文データが承認された月の翌々月15日 | 現金 | |
| 未払い報酬の合計が税込1,000円を超えたら | 超えた月の翌々月15日 | 現金。振込手数料はアクセストレードが負担する |
もしもアフィリエイトは、ドコモSMTBネット銀行(旧・住信SBIネット銀行)の口座を振込先に登録すると、1円から報酬を受け取れると案内しています。
成果が発生した月に、報酬が入金されるわけではありません。広告主の承認にかかる期間と、成果確定後の振込時期は、案件やASPによって異なります。
成果が発生しても、広告主が承認しなければ報酬になりません。申し込みが取り消されたときや、案件の条件を満たさなかったときは、広告主は承認しません。案件によっては、承認されて報酬が確定するまで数か月かかることもあります。
入金された年と、税金の計算で収入に含める年がずれることがあります
原則として、報酬は受け取る権利が確定した年の収入に含めます。実際に入金された年とは限りません。権利が確定した日は、契約内容などから判断します。ASP画面の「承認」や「確定」がその日に当たるかは、各社の規約や取引内容によります。
税務上の権利確定月の翌々月に支払われる場合、年をまたぐのは11月・12月の確定分です。10月の確定分は同年12月に入金されます。たとえば、12月に権利が確定し、翌年2月に入金される報酬は、原則として前年分の収入です。最低支払額に届かず入金が繰り越されても、それだけで収入に含める年が変わるとは限りません。
ただし、雑所得のうち、利益を得る目的で継続して行う副業などによるもの(業務に係る雑所得)には、例外があります。
所得を計算する対象年の2年前(前々年)に、その収入が300万円以下なら、「現金主義の特例」を自分で選べます。
この特例では、その年に実際に受け取った収入から、必要経費として支払った金額を差し引いて所得を計算します。この特例を使うことを、確定申告書に書く必要があります。
この300万円は、事業所得と雑所得の区分を決める基準ではありません。どちらに当てはまるかは、「雑所得と事業所得の判定基準」で確認してください。
開設後のよくある質問
今からブログを始めても遅くないですか?
始める時期だけで結果は決まりません。今から始める場合も、テーマを絞り、検索やSNSなど複数の経路から読者に届ける方法を試せます。AIの影響や、収益がない間の時間・費用の考え方は、「ブログは今からでも稼げる?」にまとめています。
何記事書けば収益が出ますか?
本数だけでは決まりません。記事が読まれ、紹介した商品の購入やサービスの利用につながると収益が出ます。記事を公開したら、閲覧数や検索語、申し込みの有無を確認して改善します。
副業でブログを始めたら、会社にバレませんか?
会社に副業を知られるきっかけの一つが、住民税の通知です。副業の所得が増えると住民税も増え、通知を見た経理担当が気づくことがあります。
ブログ収益など、給与・公的年金等以外の所得に対する住民税は、確定申告で「自分で納付」(普通徴収)を選べます。副業先から給与を受け取る場合、その給与所得分は原則として選べません。
普通徴収を選んでも勤務先に伝わる可能性は残ります。取扱いは、住んでいる自治体に確認します。詳しい経路と対策は、「普通徴収にしたのにバレる4パターン」に書いています。
出典
- 国税庁「確定申告」
- e-Tax「住民税等に関する事項を入力したい」
- A8.net「報酬の振込と手数料について」
- A8.net「プログラムとの提携方法」
- もしもアフィリエイト「報酬を受け取る銀行口座」
- もしもアフィリエイト「W報酬制度」
- バリューコマース「報酬の受け取り」
- アクセストレード「報酬はいつ振込まれるの?」
- アクセストレード「手数料はかかるの?」
- 楽天アフィリエイト「成果報酬について」
- 国税庁「No.2200 収入金額とその計算」
- 国税庁「No.1500 雑所得」
- 日本アフィリエイト協議会「アフィリエイト市場調査2025」
- Google AdSenseヘルプ「サイトをAdSenseにリンクする」
まとめ|払える総額と続ける見通しから契約期間を決める
WordPressで副業ブログを始めるときは、期間分のサーバー代とテーマ代を合わせた初回総額を比べます。無料テーマで始める場合と、SWELLを新規購入する場合では、必要な額が変わります。
長期契約は月あたりが安くても、先払い額は大きくなります。収益がなくても負担できる予算と、続ける見通しに合う契約期間が決まったら、ConoHa WINGの料金確認案内から、申込画面の最終支払額と契約内容を確かめられます。
※私は税理士ではありません。掲載内容は執筆時点(2026年10月)の情報です。料金・プラン・キャンペーン・契約条件等は変更される場合があります。お申し込み前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。所得の区分や経費の扱いなど、個別の判断に迷うときは、税務署や税理士に相談してください。

