ブログの始め方|開設から収益化までの全体像
書いたものが残って、あとから読まれ続けるのがブログです。
SNSの投稿はどんどん流れて消えていきますが、ブログは書いた記事が積み上がり、検索から読まれ続けて収益にもつながる「資産」になります。これから始める人が知りたい順に、開設の手順、収益の種類、収益化までの道のり、つまずきやすい点を並べました。
この記事でわかること
- ブログは続けるほど「自分の資産」になる(SNSとの違い)
- 収益はアフィリエイト・物販・アドセンス・自分の商品の4種類
- 収益化までは半年〜1年が目安。最初は稼げない前提で続ける
- テーマは「書ける×検索されている×紹介できる」の3条件で決める
- 開設はConoHa WINGのかんたんセットアップで最短10分
ブログは「自分の資産」になる
ブログとSNSはよく比べられますが、役割が違います。SNSはリアルタイムで拡散しやすい反面、投稿はすぐに流れていきます。ブログは拡散力こそ弱いものの、書いた記事が検索エンジン経由で後からも読まれ続けます。つまり、過去に書いた1本が、半年後・1年後にも読まれます。この「積み上がる」性質が、収益化と相性のいい理由です。
- SNS
拡散・リアルタイム向き。ただし投稿は流れて消える - ブログ
検索であとから読まれる。資産になり、収益化しやすい
おすすめは、どちらかではなく「両輪」で使うことです。SNSで反応の良かったテーマを見つけ、それをブログで詳しくまとめる。このサイトもこの形で運営しています。まだSNSを始めていなければ、先に「SNSを始めてみる」から読むと流れがつかめます。
ブログの収益はどこから生まれる?
「ブログで稼ぐ」と言っても、収益の入り口はいくつかあります。主に次の4つです。仕組みを知っておくと、自分がどれを狙うかが見えてきます。
アフィリエイト(ASP)
紹介した商品やサービスが成約すると報酬が入る成果報酬型。A8.netなどのASPに登録して広告を選びます。
単価高め・主力物販(Amazon・楽天)
紹介した商品が買われると、その数%が報酬になります。単価は低めですが、身近な商品を扱えるので初心者でも紹介しやすいのが利点です。
単価低め・紹介しやすいGoogleアドセンス
記事に表示される広告がクリックされると報酬が入ります。タグを貼るだけで始められますが、まとまった額にするにはアクセスが必要です。10〜15記事を目安にGoogleの広告審査に申し込みます。
貼るだけ・アクセス必要自分の商品・有料note
有料note・自作の教材・サービスなどを売る方法。アクセスやファンが育ってから取り組むものですが、利益率が高いのが魅力です。
上級・利益率は高い初心者が最初に手を付けるなら、アフィリエイト(ASP)と物販です。アドセンスはアクセスが増えてから収益になります。どれも、読者の悩みを解決する記事があってこそ成り立つ、という点は共通です。
私も副業でネットショップを3年やっていました。実例は決算書つきの記事で公開しています。ブログもネットショップも、読んでくれる人がいて初めて収益になる、という点は同じだと感じています。
収益化までのロードマップ
ブログの収益化には時間がかかります。一般的に半年から1年は見ておくのが現実的で、最初の数か月はほとんど収益が出ません。だからこそ「続ける前提」で、次の流れを少しずつ進めていきます。
- ブログを開設する(1日)レンタルサーバーを契約してWordPressを入れます。最短10分で終わります。
- 記事を書きためる(1〜3か月)まずは10〜30本。読者の悩みに答える記事を、自分のテーマで増やしていきます。10本ほど書けたら、ASP(A8.netなど)への登録も進めます。
- アクセスが育つ(3〜6か月)検索から少しずつ人が来始めます。アドセンスの審査を申し込むのもこの頃です。
- 収益が伸び始める(半年〜1年)紹介した商品やサービスが成約し始めます。反応を見て記事を直しながら続けます。
知っておきたいこと
アフィリエイトは、始めてからしばらくはほとんど収益が出ない人が多いのが実際のところです。それでも、やめる人が多いので、続けているだけで残る側に回れます。焦らず、1本ずつ書いていきます。最初から大きく稼ごうとしないほうが、長く続けられます。
稼げるようになったら、確定申告のことも頭に入れておきます。副業でも所得が出ると、申告が必要になる場合があります。私は自治体の税務窓口で3年、確定申告を1000件以上受け付けてきました。自分の副業(ネットショップ)も、青色申告でe-Taxから自分でやっています。受けてきた側から見た副業の確定申告の実務を、「副業の確定申告で損する人・危ない人」にまとめています。
書く前に決めること(ブログのテーマ)
開設の前に、ひとつだけ決めておきたいことがあります。「何をテーマに書くか」です。ここが曖昧なまま始めると、数記事で書くことが尽きて止まります。逆に、テーマが決まっていれば、ネタ切れはかなり防げます。
- 自分に書けるか:仕事でやってきたこと、悩んで調べたこと。体験のあるテーマは手が止まりにくく、内容にも説得力が出ます
- 調べている人がいるか:検索の少ないテーマは、書いても届きにくくなります。検索窓に打ち込んで、サジェスト(候補)が出てくるかが目安です
- 紹介できる商品・サービスがあるか:収益化まで考えるなら、そのテーマの広告がASPにあるかを先に見ておきます
このサイトの場合
このサイト「お金の気づき」を2026年5月に開設し、いまは30記事あまりを公開しています。テーマを決めるとき最初に考えたのは、1つ目の条件でした。私には、市役所の税務窓口で確定申告を1,000件以上受け付けた経験と、ネットショップを3年やって自分で申告してきた経験があります。この2つが重なる「副業とお金」なら体験だけで書けることが多く、大手のサイトには書けない中身になります。そう考えてテーマを絞りました。
調べれば書けるテーマは、同じことを大手も書けます。自分がやってきたことは、自分にしか書けません。迷ったら、過去の自分が読みたかったテーマかどうかで選んでみてください。
デザインや記事の書き方は、あとからで間に合います。先に決めるのはテーマだけです。
ブログに必要なもの
収益化を目指すなら、WordPress+独自ドメイン+レンタルサーバーの組み合わせが業界標準です。広告を自由に貼れる、積み上げたSEO評価が自分の資産になる、デザインも自由に変えられる。この3点が、無料ブログにはない強みです。(SEO評価とは、Googleなどが「検索した人に役立つページか」を判断した結果で、高いほど検索結果の上位に出やすくなります。)
用意するものは、次の3つだけです。
- レンタルサーバー:ブログのデータを置く場所。月650〜700円ほどが目安(長期契約時。時期により変わります)
- 独自ドメイン:あなたのブログの住所(◯◯.com)。無料で付くことが多い
- WordPressテーマ:デザインのテンプレート。無料でも始められる(このサイトは有料のSWELLを使用)
WordPressとはブログを管理するソフトのこと
費用はぜんぶ合わせても年1万円ほどです。無料ブログ(アメブロなど)は手軽ですが、広告に制限があったり、サービス終了で記事が消えるリスクがあったり、資産になりにくいという弱点があります。長く続けて収益化を狙うなら、最初からWordPressにしておくと、あとで引っ越しに悩まずに済みます。
ConoHa WINGで始める
レンタルサーバーはいくつもありますが、初めてなら、「かんたんセットアップ」で一度に開設できるサービスを選ぶと進めやすいです。その候補のひとつがConoHa WINGです。このサイトもConoHa WINGを使っていて(WINGパック・ベーシックの12か月契約)、いま読んでいるこのページも、そのサーバーから表示されています。決め手は次のとおりです。
- WordPressかんたんセットアップで最短10分で開設できる
- 独自ドメインが2個まで無料で付く(WINGパック)
- 表示速度が速く、読者を待たせにくい(公式は「国内最速クラス」とうたっています)
- 長期契約なら月650〜700円ほどとコストも抑えやすい(時期により変動)
- SSL(https化)も無料で設定できる(安全にデータをやり取りする仕組み)
むずかしい設定はほとんどありません。終わったら、まず1本書いてみましょう。
注意
料金・キャンペーン・特典は変更されることがあります。最新のプランや金額は、申し込み前に公式サイトで確認してください。
ブログ開設の手順
実際の流れはシンプルです。ConoHa WINGのかんたんセットアップを使えば、サーバー契約・独自ドメイン・WordPress・SSLが一度に終わります。
- ConoHa WINGに申し込むメールアドレスとパスワードでアカウントを作ります。
- プランと期間を選ぶ個人ブログなら「WINGパック・ベーシック」にします。期間は長いほど割安です。
- 独自ドメインを決める無料で取得できます。後から変えられないので、シンプルなものを選びます。
- WordPress情報を入力サイト名・ユーザー名・パスワード・使うテーマを入力します。
- 支払い情報を入力して申し込みクレジットカードなどを登録して完了します。
- 自動で開設されるWordPressとSSLが自動で設定されます。数分待つだけです。
- 管理画面にログイン表示を確認し、ログインできるかチェックします。
- 最初の設定をして1本書くパーマリンクなどを設定したら、さっそく1記事目を書いてみます。
(パーマリンクとは.comより後ろの部分のことです。)
ポイント
手順3〜7は、かんたんセットアップでまとめて最短10分です。まず開設まで進めてしまいましょう。
挫折しやすい点と、続けるために
ブログでいちばん難しいのは、書き始めることより「続けること」です。多くの人が数か月でやめてしまいます。やめてしまう理由には、だいたい共通のパターンがあります。
- 成果が出るまで時間がかかり、途中で心が折れる
- 書くネタが思いつかなくなる
- 完璧な記事を目指しすぎて、手が止まる
- 伸びている人と比べて落ち込む
試せる方法は3つあります。まずは1本、粗くても公開する。ネタに困ったら、少し前の自分が知りたかったことを書く。検索とSNSの両方から集客して、反応を見ながら記事を直していく。この繰り返しで、無理なく続けられます。
向いているのは、コツコツ書ける人、調べてまとめるのが苦にならない人です。逆に、すぐにお金がほしい人や、書くこと自体が苦痛な人は、ブログ以外の副業も合わせて検討してみてください。自分に合うやり方を選ぶほうが、結局は続けやすくなります。
よくある質問
今からブログを始めても遅くないですか?
検索だけに頼るのは難しくなっていますが、SNSとの併用や特定テーマに絞る方法なら今からでも戦えます。書いた記事が資産として積み上がる強みは、今も変わりません。
無料ブログとWordPressはどちらがいいですか?
収益化が目的ならWordPressがおすすめです。広告掲載の自由度が高く、サービス終了で記事が消えるリスクもありません。無料ブログは、試しに記事を書きたい人向けです。
初期費用と維持費はどれくらいですか?
主な費用はレンタルサーバー代で、長期契約なら月650〜700円ほど。独自ドメインは無料になるプランが多いです。年1万円ほどで自分のメディアを持てます。
何記事書けば収益が出ますか?
本数だけでは決まりません。読者の悩みを解決する記事があるかどうかで決まります。まず10記事を目安に書き、読まれ方を見ながら直していく。この進め方が着実です。
副業でブログを始めたら、会社にバレませんか?
ブログの中身から特定されるより、住民税で気づかれるのが主な経路です。副業の所得が増えると住民税も増え、通知を見た経理担当が気づくことがあります。確定申告のとき、副業分の住民税を「自分で納付(普通徴収)」にするのが基本の対策です。仕組みと対策の詳細は、副業の住民税が会社にバレる仕組みで説明しています。
私自身、このブログを含め複数のブログをWordPressで運営していて、サーバーはConoHa WINGを使っています。書いた記事が検索から長く読まれる「資産」になるのがブログの良さで、すぐに成果は出ませんが、書いた分だけ残っていきます。
まとめ
ブログは、見つけたテーマをまとめて残す場所です。収益が出るまでは時間がかかりますが、書いたものは消えずに残ります。副業として考えるなら、まずは小さく始め、続けられるテーマを決める。必要に応じてWordPressやレンタルサーバーを用意します。サーバーは料金や条件を確認してから選びましょう。決めたら、開設して1本書いてみてください。
※掲載内容は執筆時点(2026年7月)の情報です。料金・プラン・キャンペーン・契約条件等は変更される場合があります。お申し込み前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。
参考:国税庁「確定申告」

