初めて開くなら、アプリで集客できるBASEから
手元に残る額はSTORESのほうが多く、アプリに商品が並ぶのはBASEだけ。
私はBASEでレディースアパレルのショップを3年運営し、いちばん売れた年の売上は814万円でした。STORESは使っていないため、料金は公式サイトで確認しています。ショップの選び方や、アプリからの集客方法、売れないときの対策を解説します。
この記事でわかること
- 在庫リスクを抑えて小さく始められる。売るもの→仕入れ先の順に決める
- BASEもSTORESも月額0円。決めてになるのは手数料と、Pay IDから注文が入るかどうか
- 1万円の商品が売れても、手元に入るのは8,000円台。決済手数料のほかに振込手数料と事務手数料がかかる
- 有料プランの目安は、下がった手数料が月額料金を上回る売上(BASEは月45万円、STORESは月17万円ほど)
- 作っただけでは売れない。私のショップで最初の1個が売れたのは4か月目だった
ネットショップは「小さく試せる」副業
受注生産や無在庫販売なら、在庫を抱えず、初期費用を抑えて商品を販売できます。
さらに、SNSからショップへ直接お客さんを呼び込めます。発信を見て商品に興味を持った人が、ショップの商品ページへ移動します。
このサイトでは「SNSで発信 → ブログで詳しく伝える → ネットショップで売る」という流れを一例として紹介しています。ネットショップでは、SNSやブログで紹介した商品を販売します。SNSやブログをまだ始めていない人は、「SNSでの発信の始め方」「副業ブログの始め方」から読んでください。
何を売る?初心者向けのジャンル
「何を売るか」で迷うことがあります。迷うなら、在庫リスクが小さく、自分が販売を続けやすいジャンルから候補を絞ります。代表的なのは次の4つです。
ハンドメイド・雑貨
アクセサリーや小物などです。受注生産にすれば在庫を持たずに始められます。趣味で作っているものを商品として販売できます。
オリジナルグッズ
プリントTシャツ・スマホケース・名入れギフトなどです。小ロットで製作できる業者に依頼すれば、在庫リスクを抑えられます。
デジタル商品
イラスト・素材・テンプレート・電子書籍などです。在庫ゼロ・原価ほぼゼロなので、利益率が高くなります。
不用品・セレクト品
まずは家にある不用品など、少ない数から販売を試します。実際に注文が入るかを小さく試せます。
ジャンルを決めたら、同じ分野で売れているショップを見てみてください。価格帯・写真・商品説明・売れ筋を調べると、自分のショップで工夫する点が分かります。
私はレディースアパレルを選びました。売れそうなものを探すのではなく、扱いたくないものを外していきました。食べ物や化粧品のように体への影響を考える必要があるものは、扱わないことにしました。家電やデジタル機器も、輸送中に壊れる心配があるので候補から落としました。残ったのが、壊れにくくて、サイズもそれほど大きくないアパレルでした。
好きなものから選ぶ方法もありますが、扱う商品に迷うなら、先に避けるものを決めるほうが早く候補を絞れます。
扱うものによっては、売る前に許可が要ります。
| 扱うもの | 要るもの | 窓口 |
|---|---|---|
| 自分が使っていた不用品 | 要りません | — |
| 中古品を仕入れて売る | 古物商許可 | 警察署の生活安全課(許可は都道府県公安委員会) |
| 食品 | 食品衛生法の営業許可または営業届出 | 保健所 |
| お酒 | 通信販売酒類小売業免許 | 税務署 |
| 自分で作った化粧品・石けん | 薬機法の製造業と製造販売業の許可 | 都道府県 |
| 仕入れた化粧品をそのまま売る | 原則として要りません | — |
扱うものや売り方によって、必要な手続きは変わります。扱う商品が表の区分にあてはまりそうなら、記載された窓口に先に確認してください。
出典:神奈川県警「古物営業許可申請手続」/厚生労働省「営業規制(営業許可、営業届出)」/国税庁「酒税関係」。化粧品・石けんは、用途や作り方、海外から輸入するかどうかで必要な許可が変わるので、都道府県の薬務担当課に確認してください。
不用品・セレクト品を選ぶときは、自用品と仕入れ品の区別に気をつけます。自分が使っていたものを売るのに許可は要りませんが、売るために中古品を買い付けるなら古物商許可が要ります。フリマアプリで安く買って自分のショップで売る場合も、これに当たります。
どこから仕入れる?利益の仕組み
商品の用意のしかたは、ジャンルによって変わります。最初は、在庫を抱えないやり方を選ぶと、売れ残りのリスクを抑えられます。
私がBASEでアパレルを扱っていたときは、最初から在庫を大量に持たず、商品の売れ行きを見て少量ずつ仕入れていました。売上から仕入れ代と経費を差し引くと、実際に残る利益が分かります。
仕入れ先は海外でした。輸入代行業者を検索で見つけ、その業者に登録して発注していました。申し込みのときに開業届の提出を求められたり、審査を受けたりしたことはありませんでした。ただし条件は業者によって違うので、登録画面で求められる情報を先に見ておきます。
| 仕入れ方 | 何が要るか | 最低ロット | 在庫を持つか |
|---|---|---|---|
| 自分で作る | 材料と道具 | 1点から | 受注生産なら持たない |
| 小ロットのオリジナル製作 | デザインと製作業者 | 業者による | 作った分は持つ |
| 国内の卸サイト | 事業者としての会員登録 | 商品による | 仕入れた分は持つ |
| メーカー・問屋と直接取引 | 事業者情報や実績を求められることが多い | 多め | 持つ |
| 海外から輸入代行を通す | 代行業者への登録 | 業者による | 仕入れた分は持つ |
| 不用品を売る | 要りません | — | もともと手元にある |
受注生産や、売れてから仕入れるやり方にすれば、在庫を先に抱えずに済みます。ただし、商品を用意するまでに日数がかかると、お客さんを待たせる期間も延びます。まとめて作る場合や、まとめて仕入れる場合は、在庫を持ちます。
海外から仕入れるなら、送料や関税を含めた原価と、届くまでの日数を先に確認しておきます。国内の卸サイトは事業者向けなので、登録のときに屋号や販売先の情報を求められることがあります。
利益は、売上から原価や手数料、送料などの経費を引いて計算します。利益 = 売上 −(原価+手数料+送料などの経費)。見落としやすいのが手数料と送料です。価格を決めるときは、手数料と送料も含めて計算します。この2つを価格に含め忘れると、手数料と送料の分だけ利益が減ります。
BASEとSTORES、どっちで始める?
BASE(ベイス)とSTORES(ストアーズ)は、どちらも月額0円からショップを作れるサービスです。手数料や集客の仕組みが少しずつ違います。なお、BASEは無料プランを「スタンダードプラン」、有料プランを「グロースプラン」と呼びます。STORESの有料プランも「スタンダード」なので、両サービスでは同じ名前が別のプランを指します。
| 項目 | BASE | STORES |
|---|---|---|
| 月額 (無料プラン) | 0円 | 0円 |
| 決済手数料 (無料プラン) | 6.6%〜+40円(決済3.6%〜+40円とサービス利用料3%) | 5.5%〜(PayPalなど一部は6.5%) |
| 有料プラン | グロース 月16,580円(年払い)・19,980円(月払い)/決済2.9%〜 | スタンダード 月3,300円(年間契約)・3,960円(月額契約)/決済3.6%〜 |
| 売上の受け取り方 | 振込申請から10営業日で振り込まれる | 月末締めの翌月末払い |
| 振込手数料 | 250円 | 275円 |
| 事務手数料 | 振込額2万円未満は500円(2万円以上は0円) | 275円(「1万円未満でも振込」に設定したとき。繰り越す設定ならかからない) |
| 独自ドメイン | 無料プランでも使える(ドメイン代は別) | スタンダードから |
| 無料ショップデザイン | 22種類 | 48種類 |
| 集客の特徴 | Pay IDのアプリに商品が並ぶ(この経路の注文は手数料が上がる) | アプリはなし。WEAR連携・代引き対応 |
| 向いている人 | 固定費0円で続けたい/集客サポートも欲しい人 | 手数料を抑えたい/実店舗とも連携したい人 |
無料プランの決済手数料は、BASEが6.6%〜+40円、STORESが5.5%〜です。無料プランの手数料だけを比べるとSTORESが低く、Pay IDにも商品を掲載したいならBASEが候補になります。売上がまだ小さい段階では、手数料の差も金額としては大きくなりにくいです。Pay IDへの商品掲載を重視するなら、BASEから試す選択肢もあります。
注意
手数料・プラン・特典は変わることがあります。最新の内容は、申し込み前にBASEの料金ページとSTORESの料金ページで確認してください。
1万円の商品が売れたとき、手元にいくら残るか
手数料は率で示されているので、実際に引かれる金額が分かりにくいです。1万円の商品が1つ売れたときの内訳は次のとおりです。
| 項目 | BASE (無料プラン) | STORES (フリープラン) |
|---|---|---|
| 商品代金 | 10,000円 | 10,000円 |
| 決済手数料 | −700円 | −550円 |
| 振込手数料 | −250円 | −275円 |
| 事務手数料 | −500円(振込額2万円未満のため) | −275円(「1万円未満でも振込」に設定したとき) |
| 手元に入る額 | 8,550円 | 8,900円 |
| 受け取れる時期 | 振込申請から10営業日 | 翌月末(入金額が1万円未満なので、繰り越すか事務手数料を払って振り込むかを選ぶ) |
振込手数料と事務手数料は、注文ごとではなく振込1回ごとにかかります。まとめて振込申請すれば、1注文あたりの負担は下がります。
BASEは、どこから注文が入ったかで手数料が変わります。Pay IDのアプリから入った注文では、決済手数料3.6%〜+40円にサービス利用料5.9%が加わり、1万円の商品なら手数料は990円です。その手数料は、上の表の700円より290円多くなります。支払い方法がPayPay・Amazon Pay・PayPalのときも、決済手数料に1%が加算されます。Pay IDは集客に使えますが、アプリ経由の注文では通常より手数料が高くなります。
手元に残る額
商品代金が1万円でも、受け取れるのは8,000円台です。ここから仕入れ代と送料を引いた残りが利益になります。仕入れが5,000円、送料が500円なら、手元に残るのは3,000円台です。
この計算では、送料を自分で負担する場合を想定しています。お客さんが送料を負担する設定にすれば、送料の分だけ手取りが増えます。ただし送料が別に表示されると、買うのをやめる人もいます。商品代金に送料を含めるか、いくら以上で送料無料にするかも、商品の価格を決めるときに検討します。
振込のタイミング
売上が小さいうちは、振込にかかる手数料の負担が大きくなります。BASEは振込額が2万円未満だと事務手数料が500円かかるので、こまめに申請するほど手取りが減ります。STORESは月末締めの翌月末払いで、入金額が1万円未満の月は、振込か繰り越しかを選べます。繰り越せば手数料はかかりませんが、その月は受け取れません。繰り越さずに振り込むと、事務手数料275円がかかります。
実際は売上の1割ほど
私のショップで売上がいちばん多かった年(令和3年)の決算書では、支払手数料は85万円ほどでした。売上814万円に対して10%ほどです。価格を決めるときに手数料分を含めない場合は、その分だけ利益が減ります。
この計算の対象は、自分の商品を販売して受け取る売上金です。他社の商品を紹介して受け取る報酬は、入金の仕組みも時期も別です。そちらの流れはアフィリエイトで最初の1円が入るまでに書いています。
有料プランに変えるのは、月いくら売れてからか
どちらのサービスにも有料プランがあります。月額料金はかかりますが、決済手数料の率が下がります。切り替えの目安は、手数料の減額分が月額料金を上回るかどうかです。
| サービス | 無料プラン | 有料プラン | 率の差 | 月額を上回る売上 |
|---|---|---|---|---|
| BASE | 6.6%〜+40円 | グロース 月16,580円/2.9%〜 | 3.7% | 月45万円ほど |
| STORES | 5.5%〜 | スタンダード 月3,300円/3.6%〜 | 1.9% | 月17万円ほど |
BASEのグロースは月16,580円(年払いの月額換算)で、決済手数料率が3.7ポイント下がります。16,580円を3.7%で割ると、月45万円ほど売れてから元が取れる計算です。
STORESのスタンダードは月3,300円で、決済手数料率は1.9ポイント下がります。こちらは月17万円ほどが目安です。BASEの無料プランには1件40円の加算もあるため、注文数が多いほど、切り替えに必要な売上額は下がります。
有料プランへの変更は、金額だけでは決められません。STORESの無料プランでは独自ドメインを使えないため、自分のドメインでショップを公開するには、売上に関係なく有料のスタンダードプランが必要です。BASEは無料プランのまま独自ドメインを使えます。
固定費を抑えて試すなら、まず無料プランから始められます。
どちらも無料で、最短その日のうちに開設できます。手数料や必要な機能を比べて、合うほうを選びます。
ネットショップの始め方(手順)
開設の流れは、BASEもSTORESもほぼ同じです。画面の案内に沿って、ショップ名や商品情報を入力し、決済方法を選びます。
- 無料で登録するメールアドレスとパスワードでアカウントを作り、ショップを開設します。
- ショップの基本情報を設定するショップ名・ロゴ・紹介文を決めます。スマホでも見やすいデザインを選びます。
- 商品写真を準備する明るい場所で、複数の角度から撮影します。質感やサイズ感が伝わる写真かどうかで、売れ行きが変わります。
- 商品を登録するタイトルや説明文に、お客さんが検索しそうな言葉を入れておきます(SEO対策にもなります)。
- 決済とルールを設定する支払い方法を選び、特定商取引法に基づく表記・送料・返品ポリシーを明記します。
- 公開する内容を確認してショップを開き、集客しながら品ぞろえや見せ方を見直します。
ヒント
ショップを公開してから集客を始めると、最初のお客さんが来るまで時間がかかります。できれば公開前にSNSアカウントを作り、告知を始めておきます。
集客方法
ネットショップは、作っただけでは売れません。「全然売れない」ときは、来店者数に加え、商品写真・説明・価格を順に確認します。広告を出す前に、まず無料でできる集客を試し、反応を確認します。
私は3年間、Instagramから集客していました。ただ、広告費をかけない発信だけではフォロワーは数百人止まりでした。そこから5,000人まで増えたのは、Instagram広告に費用をかけるようになってからです。
広告を使う場合も、まず無料で集客し、反応を見てから広告を出します。誰に何を見せるかを決めずに広告を出すと、購入しない人への広告表示にも費用がかかってしまいます。
写真で商品の見た目を伝えられます。公開前からフォロワーを集めて告知し、ハッシュタグやストーリーズから商品ページへ誘導します。
X(旧Twitter)
投稿を共有してもらいやすく、お客さんとはコメントやメッセージでやり取りできます。制作の過程や入荷情報を発信して、買ってくれる人とのつながりを作ります。
検索(SEO)
商品名や説明に、お客さんが検索する言葉を入れておきます(例「ピアス 大ぶり 結婚式」)。検索からの流入には広告費がかかりません。
リピーター・口コミ
LINE公式やメルマガで再購入を促し、レビューを書いた人にクーポンを配ります。リピーターが増えると、新規のお客さんだけに頼る場合より注文数を見込みやすくなります。
BASEには Pay ID というアプリがあり、ショップに出した商品はそこにも並びます。自分で集客しなくても、Pay IDの利用者に商品を見てもらえます。ただしPay ID経由の注文は手数料が上がり、1万円の商品なら通常より290円多くかかります。STORESにこのアプリはありません。
広告(Instagram広告・Google広告)は、短期間でアクセスを増やせますが費用がかかります。広告を初めて使うなら、無料の集客で反応を確認し、予算を決めてから出します。
集客は公開前から始めます。ショップを作ってから集客に取りかかると、最初の1個が売れるまでに時間がかかります。どのSNSでどんなテーマを発信するかは、発信するテーマの決め方に書いています。
収益化までのロードマップ
ネットショップを開いた直後は、注文がほとんど入りません。集客をしながら、次の流れで商品や見せ方を少しずつ見直します。
- 開設して商品を数点並べる(1〜2週間)商品や必要な表記を確認できたら、まずショップを公開します。
- SNSで発信・告知する(公開前〜ずっと)商品を見てくれる人と、買ってくれそうな人を増やします。SNSから商品ページへ来る人が増えると、購入の機会も増えます。
- 最初の1個が売れる(数週間〜数か月)私のショップでは4か月目でした。何がきっかけで売れたかを振り返り、写真や説明を直します。
- リピーターや口コミが増えてくる(半年〜)レビューや再購入が増えると、月ごとの注文数を見込みやすくなります。
ヒント
最初の1個が売れるまでには時間がかかり、途中で心が折れやすくなります。この時期は、商品数を増やすよりも、集客を続けることを優先します。
つまずきやすい点と、続け方
つまずく理由を先に知っておくと、その失敗を避けやすくなります。よくあるのは次の5つです。
- 集客をしないまま、売れるのを待ってしまう(最も多い)
- 商品写真が暗い・説明が少なくて、魅力が伝わらない
- 在庫を抱えすぎて、売れ残りで損をする
- 手数料と送料を入れずに価格を決めて、利益が残らない
- 反応がなくて、数か月で更新が止まる
ネットショップの運営では、いくつか失敗しました。開業した初年度は23万円の赤字でした。給与もあったため、事業所得として申告すれば赤字を給与と相殺(損益通算)できることは分かっていました。雑所得にあたる副業の赤字は、給与とは相殺できません(国税庁)。それでも赤字だからと申告を後回しにし、本来受け取れた還付金を逃しました。開業1年目の赤字23万円をどう扱ったかは、別の記事にまとめています。
もうひとつは、商標登録された言葉だと知らずに使い、権利者から警告を受けたことです。申告を早めに済ませ、商標を使う前に調べていれば、それぞれの失敗を防げました。
注文が増えたあと
売れ始めてからのつまずきもあります。注文がいちばん多かったのは5月でした。そのときはお客さんへの返信が追いつかず、対応を誤りました。商品の不備で返品になったことも何度かあります。注文を受けて発送しても、運営の仕事は終わりではありませんでした。
始める前に決めておくこと
こうした失敗を避けるためにできることは、次の3つです。最初は在庫を持たないか、仕入れる量を抑えて始め、公開前から集客し、写真と説明を少しずつ直していきます。この3つを一度に進めようとせず、順番に取りかかります。
会社員なら、始める前に就業規則の副業規定も確認しておきます。私も、この規定を読んでから始めました。まず自分で就業規則を確認すると、勤務先へ確認するときも話を進めやすくなります。
向き・不向き
商品づくりや仕入れに加え、継続して集客や問い合わせ対応ができる人には取り組みやすい副業です。すぐにお金がほしい人や、発信が苦手な人は、ほかの副業(月1万円までにかかった時間)も合わせて検討してみてください。
よくある質問
在庫を持たずに始められますか?
始められます。受注生産の商品やデジタル商品、受注制作のハンドメイド品なら在庫リスクを抑えられます。在庫リスクを抑えたいなら、受注生産など在庫を持たない方法から試せます。
販売手数料はどれくらいかかりますか?
BASEとSTORESは、無料プランなら月額がかかりません。かわりに売れるたびに決済手数料が引かれ、振込のときに振込手数料と事務手数料もかかります。1万円の商品が売れて手元に入るのは8,000円台です。
フリマアプリとネットショップはどう違いますか?
フリマは「商品ごとに出品する場」、ネットショップは「店を構えて販売する場」です。リピーターを増やして店を長く育てたいなら、自分のショップが向いています。
開業の手続きは必要ですか?
継続的に販売するなら開業届の提出を検討してください。また、食品や中古品など商品によっては許可や資格が必要な場合があるため、扱う商品ごとに確認してください。
自宅の住所を、お客さんに知られたくないのですが
個人の場合、BASEもSTORESも、特定商取引法に基づく表記の所在地・電話番号を非公開にする設定があります(サービス運営会社の住所が代わりに表示されます)。私も途中からこの設定を使っていました。ただし、購入者から請求があれば、所在地と電話番号を開示しなければなりません。発送伝票では、BASEの「かんたん発送(ヤマト運輸連携)」を使うと、1配送60円で差出人を匿名にできます。法人区分のショップは対象外で、日本郵便では都道府県が印字されます。詳しい条件はBASEヘルプに載っています。STORESは匿名配送に対応していないので、伝票には自分の住所を書きます。なお、返品を受けるときは、購入者に返送先を知らせることになります。
私自身、最初の副業はInstagramと連動したレディースアパレルのネットショップでした。3年間続け、いちばん売れた年の売上は814万円でした。実際の利益や経費は、決算書を公開した記事に書いています。在庫管理・発送・問い合わせ対応も経験しました。商品は少量ずつ仕入れ、売れ行きに合わせて運営方法を変えると、ショップを続けやすくなります。
私は市役所の税務窓口で、確定申告を1,000件以上受け付けてきました。その経験から、開業届の手続きと、事業所得・雑所得のどちらで申告するかを説明しています。
まとめ
BASEでもSTORESでも、月額0円でショップを開けます。手元に残る額だけならSTORESが少し多いのですが、Pay IDにも商品を掲載したいなら、BASEが候補になります。売るものが決まっているなら、まず1品を登録してみましょう。
※掲載内容は執筆時点(2026年9月)の情報です。料金・手数料・プラン・決済方法・入金サイクル等は変更される場合があります。販売には特定商取引法に基づく表記等が必要です。お申し込み前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。
参考:国税庁「確定申告」

