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お金の不安を減らす家計の見える化 3ステップ

家計管理でお金の不安を減らす見える化のイラスト

家計管理をすれば不安はなくなるのか?

不安のもとは、お金の流れが見えていないことです。

毎月いくら入り、いくら出て、固定費にいくら使っているのでしょうか。家計管理は節約のためだけでなく、今のお金の流れを知って、判断しやすくするためのものです。お金の流れが見えると、何が不安なのかがはっきりして、次にやることを決めやすくなります。まずは見える化の手順から始めてみてください。

この記事でわかること

  • 不安のもとは「お金の流れが分からない」こと。見えるだけで判断しやすくなる
  • まず把握すべきは収入・固定費・カード利用額・自由に使えるお金
  • 節約より先に「把握」。完璧でなく、ざっくり見える状態を作ればいい

不安になる理由

不安が残るのは、収入が少ないからだけではありません。何にいくら使っているか分からない状態が続くと、金額そのものより「分からないこと」のほうが不安になります。固定費が毎月いくら出ていくのか、クレジットカードの請求がいくら来るのか、自由に使えるお金がいくら残っているのか、どれも答えられない状態です。そこに物価の上昇や、将来・老後への心配が重なります。

これらに共通しているのは、お金の状態が見えていないことです。見えていないと、不安がいっそう大きくなりやすいです。収支が分かれば、どこから見直すかを考えやすくなります。

たとえば「毎月3万円残す」と決めておくと、届かなかった月は「何に多く使ったか」を確かめるきっかけになります。金額に正解はなく、自分が安心できるラインを決めます。

不安が安心に変わる流れ

記録する
基準を決める
安心できる

「いくら残れば大丈夫」が分かると不安は小さくなる

見える化はこの3ステップから

節約から始めると、削る金額が分からず、負担ばかり感じることがあります。今いくら使っているかを把握するのが先です。難しい家計簿づけは要りません。

  1. 家計簿アプリを入れて、1か月“眺める”だけ口座やカードを連携すると、記録は自動でたまります。見るのは、毎月の収入、固定費、変動費、カードの利用額、自由に使えるお金の5つ。1円単位で合わせなくても、だいたいの金額が分かればそれでいいです。→ 詳しくは「家計簿アプリを使う」へ。
  2. 固定費がいくらかを確認するスマホ・保険・サブスクなど、毎月自動で出ていくお金を把握します。ここを1回下げると、翌月から毎月の支出が減ります。→ 詳しくは見直したい固定費へ。
  3. 「毎月いくら残れば安心か」の基準を決める目安は手取りの1〜2割。手取り25万円なら月2万5千〜5万円です。最初は、自分が無理なく残せる金額から始めると続きます。

手をつける順番

見える化
固定費を確認
残す基準を決める

不安を減らすチェックリスト

今の数字を答えられるか確かめてみてください。答えられない項目が、次に手をつけるところです。

  • 毎月の収入はいくらか
  • 固定費はいくらか
  • クレジットカードの次回請求額はいくらか
  • サブスクはいくつあるか
  • 自由に使えるお金はいくらか
  • 毎月いくら残せているか
  • 見直せそうな固定費はあるか

ヒント

手で管理するのが大変な場合は、家計簿アプリを使うと確認しやすくなります。

家計を見える化する3つの方法

やり方は大きく3つあります。どれが正しいかより、自分が続けられるかで選びましょう。

記録のしかた記録の手間自由度続けやすさ
手書きの家計簿毎日つける手間がかかる高い(自由)続きにくい
Excel・スプレッドシート入力と管理の手間がかかる高い(自由)続きにくい
家計簿アプリ連携すれば自動で記録(手間なし)ふつういちばん続けやすい

続けることを最優先するなら、自動で記録してくれる家計簿アプリが現実的です。毎日入力しなくても、あとから収支をまとめて確認できます。

ポイント

家計簿が続かなかった人ほど、自動で記録されるアプリがおすすめです。まずは1か月、お試しで使ってみてもいいかもしれません。具体的な使い方や向き不向きは 家計簿アプリを使う(マネーフォワードME) でまとめています。

私が使っている家計簿アプリはマネーフォワードME(有料プラン)です。銀行とカードを連携して、記録はアプリに任せています。

このアプリで固定費を並べてみたら、見直せる項目がはっきりしました。保険は月4万円から2万円に見直しました。家族のスマホは大手からahamoに替え、1人あたり月6,000円台が3,000円台まで下がりました。惰性で続けていたサブスクも1つに絞り、6,000円ほどから3,000円ほどになりました。金額が目に見えたから動けて、家計の不安はそのぶん小さくなりました。

よくある質問

家計簿をつけても不安が消えません。なぜですか?

記録するだけでは「使った事実」しか見えないからです。「毎月いくら残れば大丈夫か」という自分の基準を決めると、数字が安心の材料に変わります。

家計管理は何から始めればいいですか?

家計簿アプリで1か月の流れを眺めることからです。次に固定費を確認すると、毎月自由に使える金額が分かり、見直す場所を考えやすくなります。

細かい節約をしないとダメですか?

毎日の我慢より、固定費の見直しのほうが減らせる金額が大きく、節約効果も長続きします。手続き1回で済むものから手を付けます。

貯金がいくらあれば安心できますか?

まずは生活費の3〜6か月分が目安です。急な出費や収入の変化に対応できる蓄えがあると、お金の不安は軽くなります。

節約だけでは足りない気がします。収入を増やすべきですか?

先に家計を見える化して、固定費など我慢せずに減らせる支出から見直します。土台ができると、毎月いくら足りないのかが具体的な数字で分かります。家計だけで補えない分は、副業などで収入を増やす方法もあります。始め方は「副業は何から始める?」にまとめています。

まとめ

私自身、お金の流れが見えていなかった頃は、貯金が減っていくような感覚がずっと消えませんでした。実際に減っているのか、残っているのかも分かりませんでした。毎月の収支をざっくり把握できるようにしたら、その不安がかなり軽くなりました。完璧な家計簿は目指さずに、アプリを入れて眺めることから始めてみるといいかもしれません。

※各サービスの内容は変更される場合があります。ご利用前に公式情報をご確認ください。

参考:J-FLEC(金融経済教育推進機構)

この記事を書いた人

たっくー

たっくー

元税務担当
確定申告受付1,000件超
投資14年

元・自治体職員。税務の窓口で確定申告を1,000件超、受け付けてきました。今は会社員で、副業(ネットショップ・ブログ/一番売れた年で814万円)と投資14年の実体験があります。「受けてきた側」の視点で、副業とお金のリアルを書いています。

※個別の税務相談は税理士・税務署へ。