使っていないサブスクリプションを解約する
月500円でも、1年で6,000円になります。
動画配信、音楽配信、クラウドストレージ、アプリ課金など、ひとつずつは数百円でも、使っていないものを放置すると、毎月の支払いとして積み重なります。サブスクは、固定費の中でも手をつけやすい項目です。サブスクと、契約時に付けたまま忘れているオプションの見直し方を、探す→判断→解約→確認の順に書きます。
私自身も、気づけばエンタメ系のサブスクを複数契約していて、見直して1つに絞りました。惰性で残っていたオプションも解約した結果、月6,000円ほどが3,000円ほどになりました。家族の分の見直しも手伝いました。
この記事でわかること
- 見るのは金額の大きい契約ではなく「使っているか分からない契約」
- 確認場所はカード明細・銀行明細・家計簿アプリ・各サブスクの管理画面
- 解約後は翌月の請求が止まっているかを必ず確認する
サブスクが増えやすい理由
サブスクは、契約するときの負担が小さいぶん、やめるタイミングを逃しやすいのが特徴です。月額数百円で始められ、初月無料やトライアルもあり、「いつでも解約できる」と書かれています。ハードルが低いぶん、便利そうなオプションもつい付けてしまい、気づかないうちに増えていきます。
使っているものは無理に削る必要はありません。見直すべきなのは、使っていないのに払い続けているものです。
どこで確認するか
サブスクやオプションは複数の場所に分かれているため、ひとつの画面だけでは見つかりません。次の場所を確認します。
- クレジットカードの利用明細
- 銀行口座の入出金明細
- 家計簿アプリ
- スマホのサブスク管理画面(Google Play/App Store)
- Amazon・楽天・Yahoo!などの会員サービスや、キャリア・カード会社のマイページ
ヒント
銀行口座とカードを減らしておくと、確認する場所が減ります。家計簿アプリを使うと、まとめて見つけやすくなります。
私はマネーフォワードME(有料プラン)で、カードと口座の明細をまとめて見ています。
洗い出しだけなら、無料プランの範囲でもできます。
サブスク見直しの流れ
迷ったら一度解約。多くは再契約もできます。
残す・見直す基準
判断の基準は、安さだけでなく、「使っているか・必要か・今の生活に合っているか」です。
残していいもの
- 毎月使っている
- 生活が便利になっている
- 仕事や学習に役立っている
- 家族も使っている
- 料金に納得している
見直したいもの
- 最近使っていない
- 似たサービスを複数契約している
- 契約した覚えが薄い
- 無料期間のあと放置している
- 料金に見合っていない
- 内容が分からないオプション
解約前に確認したいこと
サブスクやオプションは、すぐに解約してよいものばかりではありません。解約前に、次の点を確認します。
- 解約するとすぐ使えなくなるか、次回更新日まで使えるか
- 保存しているデータは消えないか
- 年払いの残り期間と返金の有無
- 解約後に再契約できるか
- 他の割引条件に影響しないか
- スマホやカードの補償が外れないか
注意
内容が分からないオプションは、いきなり外さず、公式サイトやマイページで確認してから判断します。
解約時に迷いやすい表示に注意
サブスクの解約では、途中で迷いやすい表示が出ることがあります。解約すると決めているなら、内容を確認したうえで進めます。
- 解約ボタンが見つけにくい
- 退会と解約の違いが分かりにくい
- アプリを削除しただけでは解約にならない
- 無料期間の終了日が分かりにくい
- 「本当に解約しますか」と何度も確認される
- 割引や特典の表示で引き止められる
- 複数の画面を進まないと解約できない
見落としやすい所
見直した後にやること
解約したら終わりではありません。解約したつもりでも請求が続く場合があるため、翌月以降の明細で確認します。
- 解約完了メールを保存したか
- 次回請求が止まっているか
- アプリを削除しただけで終わっていないか
- 家計簿アプリ上で支出が減っているか
- 必要な代替サービスはあるか
浮いたお金の使い道
サブスクで浮いたお金は、少額でも毎月積み重なります。貯金に回す、固定費の支払いに充てる、投資や学び・副業に回す、あるいは本当に楽しめることに使うなど、使い道を先に決めておきましょう。
よくある質問
契約中のサブスクを全部洗い出す方法はありますか?
カード明細・銀行明細・家計簿アプリ・スマホの管理画面・各サービスのマイページの5か所を確認します。年払いのものは見落としやすいので、12か月分さかのぼりましょう。
解約するかどうかの基準はありますか?
「先月使ったか」で判断するのがシンプルです。迷ったら一度解約してみて、本当に困ったら再契約します。多くのサービスはデータが一定期間残ります。ただし、サービスによっては、再登録で無料期間や割引が使えなかったり、解約と同時にデータが消えたりします。大事なデータは事前に保存しておきましょう。
年払いと月払いはどちらがいいですか?
確実に使い続けるものだけ年払いにしましょう。迷いがあるうちは、途中でやめやすい月払いが向いています。
無料トライアルの解約を忘れてしまいます。
登録した瞬間に、スマホのカレンダーへ「解約期限の前日」を予定として入れておくのがおすすめです。通知が来るので忘れずに判断できます。
解約したはずなのに、請求が続いています。
よくある原因は3つです。アプリを削除しただけで解約手続きをしていないこと、昔つくった別のアカウント(Google・Apple IDなど)で定期購入が続いていること、家族のアカウントで契約していることです。請求元のサービスにログインして、事業者の決めた手順で解約できているかを確認してください。どうしても解決しないときは、消費者ホットライン(局番なしの188)で最寄りの消費生活センターに相談できます。
まとめ
サブスクやオプションは、少額でも毎月続く固定費です。使っているもの・生活に合っているものは残し、使っていないもの・重複しているもの・内容が分からないものを見直します。まずはひとつ見つけて、必要かを判断し、解約したら翌月の請求を確認します。ここまでやって、見直しは完了です。
※各サービスの料金・解約条件等は変更される場合があります。お手続き前に必ず公式情報をご確認ください。

